本日11/2告示の柏市長選挙に、私は立候補いたしませんでした。
多くの方に、ご期待していただいたにもかかわらず、お応えすることができず申し訳ありません。
この4年間、市長選挙を目指して生きてきました。
コロナ禍を経て、社会の流れは変わり、柏市も大きな転換点に立っています。
農業-工業-商業から知識・情報産業へと産業が移っていく中、
柏市が「教育・文化のまち」を目指し、新しい価値を創造し、
柏市に住む一人ひとりが経済的にも、精神的にも豊かに暮らせるようにしていきたい。その思いは変わりません。
この4年間で、旧そごう柏店本館跡地や柏駅西口の再開発、市立病院の建て替え、柏一小・旭東小・柏中の統廃合に取り組まれていますが、その進め方について思うところがあります。
また、財政やインフラの維持管理、治安といった、目立たないけれど重要な行政の役割についても考えてきました。
一般的に2期目の現職は強いと言われ、特に太田現市長は強いと言われる中でも、風を起こし、波を立て、うねりを生み出し、チャンスを作っていきたいと活動してきましたが、力が及びませんでした。
私の思いがいくら強くても、私の考えが未来に必要不可欠なものだったとしても、皆さんからのご支持がなければ、実現できないのが政治です。
私の挑戦のために多くの方々を巻き込み、ご迷惑もかけてしまいました。
4年前の市長選に負けてからも、応援を続けてくださったり、注目し続けてくださった方々には感謝してもしきれません。
現職市長から睨まれながらも私と親しくしてくださった方々や立場上は現職を支持しているけれどと陰ながらご支援してくださった方々から、社会の現実と人生の美学を学ばせていただきました。
市長選挙に挑戦する前の1年半くらい、
そして市長選挙に落選してからの経験、
千葉県議会議員としての2年半、
この間の経験があったからこそ、社会ためにお役に立てると確信しています。
12月には、千葉県議会議員として、一般質問で登壇します。
前を向いて、謙虚に、コツコツ、
どのような立場であったとしても、世のため人のために頑張ります。
今後とも、変わらぬご支援ご指導ご鞭撻のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。
山下洋輔