令和5年観光客の入込動向について(確定値)について、千葉県当局から情報提供があ離ましたので、共有いたします。
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千葉県では、毎年、1月から12月までの県内の観光客の入込動向について調査しており、令和6年10月11日付けで速報値を公表したところです。
その後、県内の観光消費額及び経済波及効果を推計した結果、令和5年の観光消費額は約1兆8,053億円(対前年比120.8%、対令和元年比108%)、経済波及効果は約2兆252億円(対前年比124.2%、対令和元年比109.7%)となり、いずれも平成22年の統計開始以降、過去最高額となりました。
観光消費額の増加の主な要因としては、宿泊料等の改定などによる影響のほか、旺盛なインバウンド需要による高価格帯の宿泊や施設の利用が増えたことや、国内観光客についても旅行に際しての消費マインドの高まりなどが考えられます。
なお、令和5年の観光入込客数及び宿泊客数は、各数値を精査したところ、いずれも速報値からの変更はありませんでした(【参考1】参照)。
※観光入込客数(延べ人数)、観光入込客数(実人数)、観光消費額は、「観光入込客統計に関する共通基準」(平成21年12月国土交通省観光庁策定、令和5年5月一部改定。)に基づき、調査を行っています。
宿泊客数(延べ人数)については、令和5年統計分から宿泊旅行統計調査(観光庁)を活用しています。
1 観光消費額の推計結果
県のパラメータ調査結果(調査地点 17 地点、年 4 回)を用いて推計した結果、
令和5年の観光消費額は約 1 兆 8,053 億円となりました。
また、観光消費額は下記の式で計算しています。
観光消費額=観光消費額単価×観光入込客数(実人数)
2 経済波及効果の推計結果
「1 観光消費額の推計結果」を基に平成 27 年千葉県産業連関表を用いて、本県内における旅行・観光に関する経済波及効果を推計したところ、約 2 兆 252 億円となりました。
この「経済波及効果(生産誘発額)」とは、令和5年観光消費額(約 1,805,313 百万円)を本県観光産業における新規の需要発生と捉え、この需要を満たすために必要となる商品等自体の県内生産額(=直接効果)、その商品等の原材料等の県内生産額(=第1次間接効果)、また、これらの商品や原材料等の生産を通じて得られた所得により購入された商品等の県内生産額(=第2次間接効果)の合計値をいいます。
※四捨五入の関係で、「合計」が、直接効果、第1次間接効果、第2次間接効果の総額と一致しない場合があります。
※産業連関分析には、波及の中断がないなどの前提条件があります。
※()上段は令和4年の数値、下段は令和元年の数値です。なお、令和4年及び令和5年の数値は、訪日外国人の観光
消費額単価が一部欠測となったことから、訪日外国人による経済波及効果が除かれているため、単純な比較はできません。
※直接効果:観光消費額のうち、輸入分及び県外生産分を除いた県内生産額のこと。
※第一次間接効果:直接効果により財やサービスが生産される中で、原材料等の購入を通じて各産業に波及する県内生産額のこと。
※第二次間接効果:直接効果・第一次間接効果により生産活動が行われた結果、生産活動に従事した者の当該所得の増加が再び消費にまわり、各産業に誘発される県内生産額のこと。
※粗付加価値誘発額:生産誘発額のうち原材料費等を除く生産活動により新たに付加された価値の合計額。
※雇用者所得誘発額:生産誘発額のうち生産活動に従事する労働者に配分される所得額。
【参考1】令和5年観光入込調査の結果概要
【参考3】観光入込客数(延べ人数)の多かった観光地点
※「幕張メッセ」「ZOZO マリンスタジアム」は行祭事・イベントに分類されますが、他の観光地点と比較するため、本表に掲載しました。
※観光入込客数を公表不可としている観光地点は掲載しておりません。
※「海ほたるパーキングエリア」は、パーキングエリアの立ち寄り交通量に車種別の乗車率を乗じて算出しています。