マキャヴェリから政治を学ぶ

たまには古典を。
会社の同僚と読書会を開いてみたいと、マキャヴェリ『君主論』を読みました。
現実を直視し、リーダーの資質を根底から考え直し、彼の経験をもとに研究した政治技術がまとめられたものです。
政治は、ニュースで報道される永田町での派閥争いでなく、「もてる力を、いかに公正に、かつ効率よく活用できるかの『技』」と考えます。
マキャヴェリは、人間を冷徹に観察し、科学的に認識したルネサンス時代の思想家でした。
マキャヴェリが公職から失脚した年齢と、私の年齢が重なります。
自分自身の進退を考える上で、マキャヴェリの生き様から考えさせられます。
そして、マキャヴェリの言葉には、力があります。
私も、考えを練り、言葉を紡いでいきたいです。
久々に、『論語』、『韓非子』、『孫子』、『老子』を読み、その勢いで小説の『三国志』まで読み始めました。
『西遊記』なども読んでみたいです。
教育や公民連携など仕事や政策関係の本やこの社会を理解するために必要な本はたくさん読みますが、古典は後回しにしているうちに読めないまま。
しかし、古典から学ぶことは沢山ありますね。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)