たまには古典を。
会社の同僚と読書会を開いてみたいと、マキャヴェリ『君主論』を読みました。
現実を直視し、リーダーの資質を根底から考え直し、彼の経験をもとに研究した政治技術がまとめられたものです。
政治は、ニュースで報道される永田町での派閥争いでなく、「もてる力を、いかに公正に、かつ効率よく活用できるかの『技』」と考えます。
マキャヴェリは、人間を冷徹に観察し、科学的に認識したルネサンス時代の思想家でした。
マキャヴェリが公職から失脚した年齢と、私の年齢が重なります。
自分自身の進退を考える上で、マキャヴェリの生き様から考えさせられます。
そして、マキャヴェリの言葉には、力があります。
私も、考えを練り、言葉を紡いでいきたいです。
久々に、『論語』、『韓非子』、『孫子』、『老子』を読み、その勢いで小説の『三国志』まで読み始めました。
『西遊記』なども読んでみたいです。
教育や公民連携など仕事や政策関係の本やこの社会を理解するために必要な本はたくさん読みますが、古典は後回しにしているうちに読めないまま。
しかし、古典から学ぶことは沢山ありますね。