三国志の軍師・諸葛亮孔明が、現代の渋谷に転生し、音楽プロデューサーとして天下を目指す物語です。
孔明は、戦乱を戦ってきた軍師としての才能を、現代に活かし、活躍します。
選挙や政治の世界でやってきたことを、今の仕事に活かしている私自身と重ねて読んでしまいました。
初めて選挙に立候補する時に、祖父から繰り返し、「生馬の目を抜く世界やから」と忠告され、戦国時代や三国志のような時代に生きているつもりでやってきました。
志を立て、まさに裸一貫で、海千山千の先輩方と腹を割って対話したり、大組織と張り合ったりしながら、胆力が鍛えられました。
そんな経験が、いま、ビジネスや日常にも活かされています。
現代に転生した孔明は、知略や奇策•ハッタリで大きな成果をあげていきます。
三国志の時代も現代でも、孔明が、市民のため、理想を求め、天下泰平を願って働く姿には、私も共感するものがありました。