ここのところ毎日数件、部活動や地域のスポーツ•文化活動について、官民学様々な方々と話しています。
部活動のあり方が、大きく変わります。
この20年以上前から示されていた方向性ではありますが、教員の働き方改革もあいまって、そして、このコロナ禍が決定打となり、ついに学校から地域へと移行することになりそうです。
指導者や活動場所の課題など、まだまだ山積していますが、この流れは変わらないように感じています。大きな転換点と言えます。
そんな中、柏市の沼南スピードウェイに、地域スポーツのヒントを見出し、大いに学んでいます。
沼南スピードウェイは、愛好家の有志の方々が普及活動を目的に、土地を借り、コースを制作し、ボランテイアで運営管理されています。
ルールの中で自由に走り、学び合い、先輩から教わっています。初心者には、道具や自転車を貸し出し、手ほどきをしてくれます。私も、息子も、沼南スピードウェイのお陰で、BMXを 始めることが できました。
競技の裾野を広げながら、世界を目指し選手が全国から集まり、年代を超え、上手い下手も一緒に、楽しむ環境があります。
これまでの部活動を、廃止•縮小してしまったり、学校外部の組織で運営したり、指導者が民間企業に丸投げされたりするのではなく、新しい文化を生み出すような動きを作っていきたいと、強く願います。
土浦日大高校でも部活動を教員として指導したこともあり、自分自身も剣道部として中学高校時代を過ごし、部活動の意義は十二分に理解しているつもりです。
だからこそ、今の部活動改革については、真剣に議論していくつもりです。