柏中央地区ふるさと協議会にて、プラスチック製容器包装の資源化事業を視察するため、柏プラネットとバースヴィジョンを訪問しました。
私は、ふるさと協議会環境部の部長として、今年の視察をコーディネート致しました。
プラスチック製容器包装ゴミの収集から選別、圧縮、梱包、保管、加工という資源化の流れをたどる視察でした。
まずは、柏プラネットです。
柏プラネットは、柏市かやの委託を受け、容器包装プラスチック類を処理しています。一回あたりに100トンが排出されます。
容器包装リサイクル法は、家庭から出るごみの6割(容積比)を占める容器包装廃棄物を資源として有効利用することにより、ごみの減量化を図るための法律です。すべての人々がそれぞれの立場でリサイクルの役割を担うということがこの法律の基本理念であり、消費者は分別排出、市町村は分別収集、事業者は再商品化を行うことが役割となっています。
柏市では、平成7年度からごみ減量化対策の一環として、プラスチック製容器包装の分別と収集を進めてきました。柏市で出たゴミを柏市で再生するという「循環型社会」構築に向けて取り組んでいます。
次に、松戸市にある(株)バースヴィジョンに。
燃えるゴミは、焼却灰として貯まっていきます。できるだけ、ゴミを減らし、資源化できるものは分別していくことが、私たち市民には求められています。
写真だけでは伝わらない臭いや音に触れて、あらためて、ゴミの減量や資源化の大切さを感じました。
資源ゴミ分別の協力により、町会では報奨金を得ています。これを機に、より積極的に、ゴミ減量や分別、啓発に努めていこうと意識することになりました。
行政の制度だけではなく、住民組織である町会の力が、循環型社会の鍵になってきます。