今日は、朝から柏稲門会の歴史文化の会で、松ヶ崎城址ー中馬場遺跡ー利根ふるさと会館ー時宗の普龍山善照寺ー布施弁天と弁天山古墳ー布施河岸と七里が渡しを見学しました。
見学後、これまで8年ほど見学してきた内容を冊子にまとめるための編集会議にも参加し、柏の歴史漬けの一日でした。
特に、時宗のお寺を訪問し、川本住職のお話をお聴きできたことが嬉しかったです。
「一遍上人」については、大変興味深く、柏まちなかカレッジでも取り上げました。
時宗のお寺は、千葉県で8ヶ寺しかなく、柏市で唯一のお寺が、柏市布施にある普龍山善照寺です。
善照寺では、川本勝彦住職から、一遍上人や時宗についてお話をお聴きしましたが、単なる知識にとどまらず、私たちの生き方にとって大切なお話をお聴きすることができました。
川本住職は、柏市教育長でもあり、先生でもあった方です。まだまだお話をお伺いしたいです。
北柏駅周辺の中馬場遺跡から、旧石器時代(約35000年前)から柏にヒトの生活のあとが確認され、古代から中世にかけて交通の要衝として賑わった可能性も示されています。
先日、議会でも中馬場遺跡の発掘と開発について議論されています。
柏市には10ヶ所の中世城館があったと確認されています。まだ他にも数えられるのではないかとも思います。※根戸城址は、現住所では我孫子になります。
いま残っているのは、松ヶ崎城址、戸張城址、増尾城址、幸谷城館跡の4ヶ所になります。
当時、どのような戦いがあったのか、どのような戦いだったのか、どのような人たちが戦っていたのか、TVや教科書の歴史だけでは見えてこないものもあります。
だからこそ、私たちが、歴史研究をチェックしながら、現地を歩き、地域に残された史料を読み、お話を聞いています。