日本統治時代に作られ酒造工場跡をリノベーションし、レストラン、商店、映画館、コンサート会場、劇場、展覧会場、トークショー会場、ワークショップの8つの複合施設である。
台北では、「文創」という言葉を目にする。
「文化創意」の略で、2002年5月から台湾政府が掲げた発展計画で、新しい産業をおこしている。
台湾では官民一体となって、文化財だけではない歴史あるものを残し、その価値を見出している点は、私たちも見習わなければならない。
とにかく、人が集まっている。
少し丘になった芝生に、人が座っている。
TEDのトークライブや金田一少年の事件簿のイベントも開かれ、
ウェディングのような撮影も行われていた。
本屋さんでは、カフェも併設していて、オシャレだ。
日本の本も、多く訳されていた。
消費を促すのではなく、ライフスタイルや文化を提示する。
それがかえって売上につながっていく。そんな空間だった。