「災害に 絆のスクラム オール柏」をモットーに消防団員、消防職員が、私たちの命と財産を守るべく、日々昼夜問わず、活動されています。
消防職員だけではなく、地域の消防団員の力で柏市の消防は支えられています。特に、災害時には、消防団員の役割が大いに期待されるものです。
出初式の歴史は、明暦の大火翌年の万治元年(1658年)に幕府直轄の新たな消防組織として定火消が制度化され、万治2年(1659年)1月4日、上野東照宮で定火消によって行われた出初がはじまりと伝えられています。
明暦の大火後の復興作業に苦しんでいた江戸の住人に、大きな希望と信頼を与えたとのことです。
さて、柏市の平成30年火災総数は87件で、前年より7件増加。平均すると約4.1日に1件の割合で火災が発生したことになります。
救急出場件数は、20,516件で、前年より1,270件の増加。救急搬送人員は19,013人で、前年より1,089人の増加。平成30年の救急出場件数を1日平均にすると56.2件、約25.6分に1件の割合で出場したことになります。柏市民約22人に一人が救急搬送されたことになります。
個人としては、救命講習を受けることも大切だと思います。
コンビニにAEDが設置されています。
柏市消防局では、救命講習受講者を、柏市人口の4割にあたる16万人を目標に講習を行っています。
平成30年の受講者は13,750人の方が受講され、現在139,358人の方が受講されました。
この講習会では、消防団員から構成される「救命サポート隊」と連携し、AEDの取り扱いに関する講習も行なっています。
町会やふるさと協議会のパトロールにも参加させて頂くようになり、直接的ではありませんが、地域の防災への様々な関わり方があると実感しました。
子どもとともに、消防署を何度も見学させて頂き、日頃のご活動を意識するようになりました。息子も一緒に出初式を見学することができ、大興奮でした。