水道管等に使用された塗料に関する不適切な行為への対応について

水道管等に使用された塗料に関する不適切な行為への対応について、柏市より情報提供がありましたので、共有いたします。

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1 概要

令和4年1月12日(水曜日)に、水道用資機材の規格制定と認証等の事業を行っている第三者検査機関「公益社団法人日本水道協会」から,塗料メーカーである神東塗料(株)の水道管等に使用された塗料に関する不適切行為があったので、認証品としての出荷停止、品質認証マークの使用禁止を行ったとの発表がありました。不適切行為の内容については、以下の通りです。

  1. 規定されている試験条件と異なる条件で得られた試験結果により認証を取得した
  2. 指定外原料を使用した

※なお、この塗料は、主に水道管の外面で使用されており、継手の内面の一部で水道水に接触するものです

2 水道部の対応

水道部では、安全性が確認されるまで,当該製品の材料承諾について一時保留とする旨を令和4年1月12日付けで施工中の水道工事業者に通知をいたしました。その結果、市内の水道工事についても一時中断となっていましたが、令和4年1月17日付けで日本水道協会より、一部の水道用材料は安全性が確認されたとの発表があったことから、水道工事についても工事が再開されております。なお、一部の製品については、認証が現在も一時停止されていることから、引続き取り扱いの行方を注視して参ります。

詳細については、公益社団法人 日本水道協会ホームページを参照ください。
また、水道水の安全性について、水道部では定期的な検査を行い、国が定める水質基準等に適合していることを、従前から確認しております。

詳細については、水道部ホームページ水質検査結果を参照ください。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)