本日、柏市議会平成31年第1回定例会が開会しました。
初日には、市長の施政方針と教育長の教育行政方針が示されます。
その中で、野田市での児童虐待事件を受けて、柏市としての考えが述べられました。
最後に、野田市において、虐待により10歳の女子児童が亡くなるという痛ましい事件が発生しました。亡くなられたお子さまのご冥福を心からお祈りいたします。
このような悲惨な虐待事件は後を絶たず、その多くは児童相談所と市をはじめとする関係機関等との連携不足に起因することが指摘されております。
本市では、平成29年度から、こども福祉課に調査担当を設置し、県への職員派遣を通じて児童相談所の設置に関する検討を進めてまいりました。虐待の予防から、早期発見・早期対応、そして虐待を受けた子どもの保護や自立支援等に至るまでを一体的に担っていくことが非常に重要であり、それが可能なのは、子どもたちを出生時から見守ることのできる市であると認識しております。このことから、今後は、児童相談所の設置を前提に、具体的な検討を進めてまいります。
はじめに、野田市におきまして先月24日、児童相談所での継続事案であった女子児童が亡くなるという悲しく痛ましい事件が発生いたしました。お亡くなりになられました児童のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
教育委員会では、この事件を受け、緊急に長期欠席児童について状況把握を行うとともに、児童虐待防止に係る取組の再点検や、児童生徒の安全確認について適切な対応を図るよう、各学校に周知したところです。今後とも児童生徒の生命の安全を第一に、関係機関との連携をさらに密にし、児童虐待防止に努めてまいります。