市役所の問題を責め立てる派手なパフォーマンスではなく、解決のために粘り強く交渉する議員であること。これが、私の議員としての姿勢です。
駅頭活動や広報活動が盛んになればなるほど、地域の方々から様々な課題をお聴きします。
特に、ここ数日、学校教育について、多くのご意見を頂きます。
市民の方の主張通り、市役所(行政)を強く糾弾するのは、一見、よく働いているように見えるかもしれません。
しかし、それで課題は解決するでしょうか?
逆効果になることも見てきました。
課題は行政も重々承知の上で、解決に向けて全力で努力しているが、まだ、実を結ばないということが多々あります。
議員は、ただ課題を責め立てるだけではなく、課題を分析し、その解決策を示し、その策の実現に向けて後押しして始めて仕事になると思います。
また、行政は、法律や決められた仕事の範囲内でしか動けないところがあります。
しかし、実社会は多様になり、時代の移り変わりも急速で、法律や行政の事業が定められた頃とは状況が大きく変わりっています。
現状と行政とのギャップを埋めていくような、条例や事業の提案、そして予算化が必要です。
地域を歩き、市民の方々の声をお聴きし、その上で、全国•世界の自治体の先進事例やこれからの社会のあり方を研究している議員だからこそ、できる仕事です。
詳しくは書けませんが、学校教育の問題については、保護者の方の声も、学校や教育委員会の言い分もわかります。片方の意見だけではなく、そして何より当事者である子どものことを考えて、解決に臨んでいます。
途中で、保護者の方から非難されることもあります。でも、耐え忍んで、取り組み続け、最終的には、良かったと言ってもらえるのが、3年くらいかかった案件もあります。
途中は、ただただ話を聴くだけになります。そして、行政の方向性を確認し、必要な事業を提案していく。
その繰り返しなんだと思います。