議会改革ーペーパーレスと情報共有システム

議会でのタブレット端末導入について、柏市議会議会運営委員会にて、習志野市議会と木更津市議会を視察。

両市とも議長さんにご対応頂き、ありがたかったです。
ICT機器に慣れず、否定的な議員に対しても、両市の議長さんから、「使ううちに慣れてくる」という当事者の言葉には説得力がありました。

ペーパーレス化により、経費削減になるのはもちろんですが、行政執行部からの情報提供が速やかに、きめ細やかになり、議員の資料請求内容なども共有され、議会と行政や議員間のコミュニケーションが活性化したことは、大きな成果と言えます。

「まだまだ改善点もあり、その時代に合わせた方法を研究しなければならないが、タブレットを体験してしまうと、もう紙の資料による情報提供に戻ることはできない」という議長や議会事務局長の言葉が印象に残っています。

実際に操作させて頂き、使いやすさを実感。
柏市議会で、いかに実現させていくか。

議会運営委員会メンバーが、一日かけて視察したからには、これから実現させていきたいです。

習志野市議会は、新庁舎が設立され、その中に設置されています。
習志野市議会には、乳幼児と一緒にでも傍聴できるよう、個室が用意されています。
先日、視察に訪れた堺市議会でも、このような個室がありました。
今、必要な議会の施設だと感じます。

木更津市議会は、木更津駅前の空きビルに移転しています。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)