今日は一日、第67回社会を明るくする運動柏市大会のお手伝いでした。
「社会を明るくする運動」は、犯罪や非行をした人の立ち直りについてみんなで考え、犯罪や非行が起きない社会をつくろうと全国で行われている運動です。
犯罪を犯した方も、障がいや病気を抱えた方も、外国籍の方も、LGBTの方も、子どもも、女性も、高齢者も、誰もが居場所のある社会を築いていきます。
※鉄拳の“社会を明るくする運動”with法務省(第66回“社会を明るくする運動”ショートムービー)
https://youtu.be/sIEggA9c8fM
【コラム】“社会を明るくする運動” の誕生昭和 24 年 7 月 1 日に非行少年や犯罪者の立ち直りの支援と,犯罪の 予防を目的とした犯罪者予防更生法が施行されました。これによって更生 保護制度がスタートしましたが,戦後の荒廃した社会の中にあって,街に あふれた子供たちの将来を危惧していた東京・銀座の商店街の有志が,こ の法律の趣旨に共鳴し,同年 7 月 13 日から 1 週間にわたって「犯罪者 予防更生法実施記念フェアー(銀座フェアー)」を開催しました。この銀座フェアーは銀座を挙げての行事であり,軽音楽等の様々な催し が行われたほか,銀座の飲食店の従業員延べ 2,000 人が炎天下,保護少 年のために二葉のバッジを売り,その売上げを更生保護のために寄附しま した。この銀座フェアーが刺激となり,また,同フェアーと翌 25 年に開 催された「矯正保護キャンペーン」を通じて,犯罪の防止と罪を犯した人 たちの立ち直りには一般市民の理解と協力が不可欠であるとの認識が深まり,昭和 26 年,この活動を「社会を明るくする運動」と名付け,社会に 広めることとしました。これが,“社会を明るくする運動” の始まりです。 第 1 回の “社会を明るくする運動” では,中央行事として全国保護司大会等が開催され,矯正・更生保護に関する壁新聞,リーフレットの発行, ラジオ放送による広報活動などが行われました。また,地方行事としては, 矯正管区単位で収容少年の野球大会,学校・PTA に対する更生保護関係 者を講師とする巡回講演,“社会を明るくする運動” 強調運動記念の「市民 の集い」などが実施されました。
http://www.moj.go.jp/content/001221984.pdf