柏市の新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応について

本日(2月26日)、第2回柏市新型コロナウイルス対策本部会議が実施されました。その概要について,柏市から情報提供がありましたので、共有致します。
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令和2年2月25日に政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」が決定し
たことを受け,本日(2月26日)第2回柏市新型コロナウイルス対策本部会議を開催し,市の対応方針等についての見直しを行うと共に,各部署の現在の対応等の共有を実施しました。

現状を踏まえ,当面の間の職員の感染症対策及び市の感染症対策を決定しました
のでお知らせします。

【新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応について】

令和2年2月25日に政府の新型コロナウイルス感染症対策の基本方針が決定し,感染症拡大防止において,極めて重要な時期となっている。そのため,当面の間,市及び職員がそれぞれできることを積極的に実践するものとする。

1 職員の感染症対策

(1) 職員とその家族等
①風邪や発熱などの軽い症状が出た場合
外出をせず,自宅で療養する。ただし,以下のような場合には,直ちに都道府県に設置されている(居住地を管轄する)「帰国者・接触者相談センター」に相談する。
  ・風邪の症状や37.5°C以上の発熱が4日以上続いている(解熱剤を飲み続けなければならないときを含む。)。
 ・強いだるさ(倦怠感),息苦しさ(呼吸困難)等がある。
 ※ 高齢者,基礎疾患等がある場合は,上の状態が2日程度続く場合

②風邪症状がみられる場合は休暇取得に努め,やむを得ず外出する場合は,マスクを着用する。

③風邪症状がみられない場合においても,感染リスクのおそれがある(イベント,通勤等,陽性者と同一空間に滞在したおそれがある)ことなどから適切な相談をせずに,医療機関を受診することを避ける。

(2) 行動の見直し
それぞれが一日の行動パターンを見直し,対面で人と人との距離が近い接触(互いに手を伸ばしたら届く距離)が,会話などで一定時間以上続き,多くの人々との間で交わされるような場所(イベント,宴席等)に行くことを避けるなど,不要不急の外出は当面の間控える。

(3) 手洗い,咳エチケット等の徹底

 

2 市の感染症対策
(1) 業務が滞ることによる市民生活への影響を最小限に抑えるよう,各所属において情報収集及び危機管理を徹底する。

(2) 各所属において所属職員の健康管理と体調確認を徹底する。

(3) 市の活動の特徴を踏まえ,イベントの中止(第1回新型コロナウイルス対策本部会議決定済み)及び開催方法の変更,移動方法の分散,オンライン会議等,できる限りの工夫を講じる。

(4) 市が後援する行事について,主催者に感染拡大防止の観点から,感染の広がり,会場の状況等を踏まえ,開催の必要性を改めて検討するよう要請する。

(5) 正規職員(再任用職員を含み,技能労務職員を除く。)を対象に,通常の勤務時間を1時間を限度に前後にずらすことを時限的に実施する。

(6) 窓口等市民対応職員を対象にマスクを配布する。

 

追記
柏市ホームページ
http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/061500/p053911_d/fil/20200226_dai2kai.pdf

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)