ご近所のNUIZA縫EMON(ぬいざえもん・柏レザー株式会社)では、素敵な革製品の製造・販売を行っておられます。
お店の奥で製造され、革にまつわるお話をお聞きでき、一つ一つ心のこもった製品です。
これまで、柏のブランド豚である柏幻霜ポークの皮を使った柏レザーや千葉県で問題となっている害獣であるキョン(小型の鹿)の皮を活用した房総レザーなど、地元密着で、社会的な製品を開発されてきました。
柏市のふるさと納税の返礼品にもなっています。
今回、また、すごい発表をお聞きしました!
落花生の加工食品製造過程で出る廃棄予定の薄皮を利用し、PVC生地を開発されました。
レザー・革といったら動物の皮。
今、動物の皮を使わないビーガンレザーが世界的に注目されています。
日本製のビーガンレザーは、まだまだ少なく、
この落花生の皮から作ったビーガンレザーは、千葉県初のビーガンレザーです。
今回開発されたビーガンレザーは、PVC系材料を用いることにより、石油系材料を削減し、材料費とCO2排出量を削減すると期待されています。
さらに、PVC生地は、耐水性が高く、腐食や虫害に強く長持ちします。
食べて終わらない。
千葉特産の落花生からの循環で、新たな千葉の特産品を生み出します。
落花生から新たな可能性を引き出し、
千葉県の魅力を生み出していく製品です。