千葉県特産落花生・ピーナッツで作ったビーガンレザー

ご近所のNUIZA縫EMON(ぬいざえもん柏レザー株式会社)では、素敵な革製品の製造・販売を行っておられます。

お店の奥で製造され、革にまつわるお話をお聞きでき、一つ一つ心のこもった製品です。

これまで、柏のブランド豚である柏幻霜ポークの皮を使った柏レザーや千葉県で問題となっている害獣であるキョン(小型の鹿)の皮を活用した房総レザーなど、地元密着で、社会的な製品を開発されてきました。

柏市のふるさと納税の返礼品にもなっています。

今回、また、すごい発表をお聞きしました!

落花生の加工食品製造過程で出る廃棄予定の薄皮を利用し、PVC生地を開発されました。

レザー・革といったら動物の皮。
今、動物の皮を使わないビーガンレザーが世界的に注目されています。

日本製のビーガンレザーは、まだまだ少なく、
この落花生の皮から作ったビーガンレザーは、千葉県初のビーガンレザーです。

今回開発されたビーガンレザーは、PVC系材料を用いることにより、石油系材料を削減し、材料費とCO2排出量を削減すると期待されています。

さらに、PVC生地は、耐水性が高く、腐食や虫害に強く長持ちします。

食べて終わらない。
千葉特産の落花生からの循環で、新たな千葉の特産品を生み出します。

落花生から新たな可能性を引き出し、
千葉県の魅力を生み出していく製品です。

農と食のグリーンシティ

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)