私は、「ソーシャリー・エンゲイジド・アート(Socially Engaged Art)」に注目してきました。
現実社会に積極的に関わり、人びととの対話や協働のプロセスを通じて、何らかの社会変革(ソーシャル・チェンジ)をもたらそうとするアーティストの活動の総称とのこと。
たとえば、ペドロ・レイエス《銃をシャベルに》というプロジェクト。
発砲事件の絶えないメキシコの町で、市民から1527丁の銃を市役所で集め、それを溶解して1527本のシャベルに作り変え、1527本の木を植えるというプログラムを実行しました。
植えた木はやがて成長し、豊かな環境が生まれました。
以前、柏まちなか映画館で、上映・対話会で鑑賞した『ヴィック・ムニーズ / ごみアートの奇跡』を彷彿とさせる、面白い展示がありました。
プラスチックごみの世界 in 手賀沼
以下、主催者であるVIVITA JAPAN株式会社の記事です。
「海洋プラスチックゴミを題材にした作品づくりで有名なイギリスの写真家Mandy Barkerと世界7ケ国にあるVIVITAのメンバーとコラボレーション。Mandy Barkerの作品や彼女の想いからインスピレーションを受けた参加者たちが、ゴミ問題の現状や未来について考え、手賀沼流域で拾ったゴミでコラージュアートを制作するプロジェクトを昨年の夏に実施しました。活動を通じて気づいた個々の気持ちやメッセージが個性豊かに表現されたこれらの作品は、昨年の9月頃から千葉県の東葛エリアを複数巡り、「ららぽーと柏の葉」にもやってきました。VIVITAが子どもたちと活動をスタートさせた柏の葉で展示できることになり、うれしく思います。
ここ最近感染が急拡大している新型コロナウィルス感染症が心配ではありますが、気をつけながら現地で作品の数々をお楽しみいただけるとうれしいです。
期間:2022年2月1日(火)〜2022年2月6日(日)
場所:ららぽーと柏の葉 本館 2F クリスタルコート
料金:無料
予約:不要
主催:VIVITA JAPAN株式会社
手賀沼まんだら
協力:東京理科大学 土木工学科 助教 柏田 仁
株式会社新松戸造園
てがぬまパドルクラブ
手賀沼アグリビジネスパーク事業推進協議会
三井不動産商業マネジメント株式会社」https://www.facebook.com/vivita.tokatsu/photos/a.312220675906278/1342628426198826