今朝は、ごみ出しカレンダーを配布する町会の作業でした。
ちなみに、ごみ置場設置や管理は町会に任せられています。
町会加入率も低くなり、高齢化も進み、ゴミ出しに関する運営は厳しくなってきます。決められた収集場所ではない場所にゴミが捨てられるなど、住民トラブルや住環境の悪化も懸念されます。地域コミュニティの問題や市民協働の課題が表面化しています。
議会にて、ゴミの戸別回収についてフライブルク市の事例も紹介し、議論しましたが、難しい課題です。
また、当たり前のように私たちはゴミ袋を使っていますが、スーパーでビニール袋を使わないようにしようと呼びかけながら、捨てるためのビニールのゴミ袋を作るのも見直すべきと意見しました。当局からは、様々な検討をしているが、現段階では現状のビニール袋が最善としている。海洋プラスティック問題解決やごみ減量に向けて、つねに研究していくとのこと。
北部清掃工場は平成3年に建て替えられ、まもなく30年となります。一方で地元との約束や委託は平成33年度末となっています。
さらなるごみ減量おすすめ焼却炉を減らしていくのか?
ゴミ処理の技術革新で、処理能力を上げていく方法はあるのか?
北部を継続できるよう交渉していくのか?
複数の選択肢の可能性を準備していく必要があると考えます。
ゴミ行政は、私たちの生活にとってなくてはならない事業です。
議論を先延ばしにするのではなく、市民を巻き込んだ議論が必要です。
今が、次の段階に進むまでの苦しい時期のように感じます。
だからこそ、ゴミについて、もっともっと話し合っていくべき時期だと考えます。