「ポバティ―・インク~あなたの寄付の不都合な真実」-柏まちなか映画館

「“支援される側”の人たちの生の声を伝えるドキュメンタリー」です。
私たちの”善意”が、誰かを傷つけているかもしれない。
寄付について、もっと考えなければならないと思い知らされました。
 
つまるところ、社会を変えていかなければなりません。
権利が守られていない国に、法の支配を。
貿易から隔絶された状態からの脱却を。
成長できない社会構造の変革を。
 
助けようとする気持ちが、かえって貧困を拡大させ、恩恵よりも被害のほうが大きいこともあります。
食糧援助が地域の農業を壊滅させ、地域経済を崩壊させている事例が描かれていました。
 
寄付は、新たな植民地化との指摘。
貧しい人々が、慈善事業に依存し、貧しい人々は貧しいままであることで、貧困援助がビッグ・ビジネスとして成り立っています。
 
「彼らは無力で何もできない」といったイメージを人々に植え付けるスターやアーティスト。
カッコよさを求める富裕層や先進国の人々の意識。
 
こんなメモだけでは、誤解もあるかもしれませんし、なかなか問題意識が伝わらないかもしれませんので、ぜひ映画をご覧になってください。
https://www.cinemo.info/43m
 
柏まちなかカレッジでは、月一回の柏まちなか映画館の公開上映会とともに、企画運営会議メンバー研修としてもユナイテッドピープルのドキュメンタリー映画を鑑賞しています。
一緒に映画を観て、一緒に活動していきたいという方、ご連絡ください!

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)