64回目となる今回は、『西郷隆盛はなぜ犬を連れているのか』の著者である仁科邦男さんをお招きしてお話をお聞きしました。
元新聞記者の仁科さんは、何でそんなことまで知っているのだろうということまで、徹底的に資料を調べています。
「犬」という切り口に歴史を紐解いていくスタイルで、独自の境地を確立されています。
これまでの説では踏み込めなかった部分も、犬から見た歴史で解明されています。
仁科さんが、犬への愛はもちろん、今回は西郷さんにも魅かれているのが伝わってきました。
アカデミックな歴史学では到達できない境地を、仁科先生は在野の研究者が独自の視点で、アイデアをお示しされています。
柏まちなかカレッジでお話し頂けること、本当にありがたいです。
これまで、柏まちなかカレッジにて、「犬と忠臣蔵」と「江戸のゴミと犬のクソ」についてもお話し頂きましたので、今回で3回目です。 ※ 犬たちの明治維新 ポチの誕生
次は、現在執筆中の徳川綱吉の生類憐みの令でのお犬様をテーマにお話しをお願い致しました。年明けくらいになるでしょうか。
みなさん、お楽しみに。