柏まちなかカレッジ読書互助会

柏まちなかカレッジで、『現代思想』読書互助会会Ardor Coda(アーダー コーダ)を開催しました。

今回のテーマは、「明治維新の光と影」
「光こそ影」といえます。
歴史から抜け落ちてしまったことへの視点を大切にしていきたいです。

学生時代、明治百年祭への歴史学からの批判を読んできました。
今回の150年にあたっては、盛り上りに欠けるところがあり、そのあたりの分析も加えられています。

歴史学は、現実社会の矛盾や課題に立ち向かう学問です。

当時と今では、社会状況が変わり、問題設定が大きく変わったということに気づかされました。

「今」を考えるための歴史を学ぶことができました。

対話の場作りをしてきた柏まちなかカレッジとして、多様な思想が生まれてくるような取り組みについてもアイデアが湧き出てきました。
その内容は、いつか公表したいと思います。

青土社『現代思想』は読むべき特集が多いが、なかなか簡単ではありません。
読まざるを得ない状況を作るため、『現代思想』読書互助会を2ヶ月に1回のペースで開催しています。

この読書互助会は、山下の読書に付き合ってもらう会でもあります。
参加者は、読んできても読んでこなくてもかまいません。

読書は一人で読んでいるので、その活動の内容は外からは分かりません。
こうして読んだ内容を伝えることで、私の読書が解剖されていきます。
そして、得られたものが、私個人だけでなく、他の人と共有できることで、可能性も広がると感じます。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)