柏まちなかカレッジは、ハコモノやスタッフなど固定費のかかるものを持たない方針でしたが、情報発信のためホームページには力をかけていました。
それが昨年、アクシデントでホームページが復旧できなくなり、過去の記録なども含め、失われてしまいました。
その時の対策会議で、初心に帰り、ホームページを持たないほうが、運営方針に忠実だと考えるのとにしました。
ここ数年、イベントの参加者から話をお聞きすると、「たまたま参加者や開催店などから話を聞いてきた」、「今日、予定がなくなって空いたら、まちなかカレッジのSNSで見た」といったノリと直感のようなものが増えてきています。
facebookのイベントページが普及し、イベントが飽和してきたとも感じます。
※私たちが活動開始したのは8年ほど前。その頃のイベントは大げさ(本格的)なもので、もっと簡単に立ち上げられるようにしたいというのは私たちの思いでしたので、この状況は好ましいととらえています。
イベントに興味はあるが、仕事を切り上げて参加するという決定を促すにはホームページは弱いと感じるようになりました。
私たちは、偶然の出会いや何となく参加する人たちを増やすことが、参加者層を広げることにもなり、また、ブルースリーような「考えるのでなく、感じる」ことに重きを置くことになると考えています。
「もっと早めに教えてくれたら参加したのに」との指摘を沢山いただきますが、どうしても参加しようという方は、自ら情報を探し、九州や北陸など遠方から柏まちなかカレッジのためだけに、柏を訪ねてこられます。
講座企画自体も、講師の方や素晴らしい話との偶然の出会いとノリから生まれることも多く、年間計画は立てていません。
このやり方は完璧ではないと思いますが、完璧を求めて活動できなかなるよりはマシだと考えます。