静岡市の芹沢銈介美術館を訪問いたしました。
芹沢銈介氏(1895-1984)は、静岡市生まれ。
柳宗悦と沖縄の染物•紅型に出会い、型染めを中心とした染色の道に生きました。
柏市には、砂川七郎氏が収集した芹沢銈介作品が多数所蔵されています。
柏市の誇る世界屈指のコレクションです。
これまで議会でも、芹沢銈介作品の活用と学芸員の設置などについて議論してきました。
死蔵することなく、調査研究し、公開し、「美と暮らしがとけあう」社会に役立てていくことが、芹沢銈介氏の考えにもあうのではと思います。
あらためて、芹沢作品が展示されていた砂川美術館のリニューアルオープン(あるいは美術館の設置)を願います。
静岡市芹沢銈介美術館では、学芸員さんからご説明だけでなく、柏市の砂川コレクションについてのご意見やアイデアを頂くことができました。
今回は、静岡駅前の再開発ビルに設置された静岡市立美術館を議会の会派で視察いたしました。
※こちらは、後ほどご報告いたします。
その中で、芹沢銈介美術館と柏市の関わりについても話題にのぼり、視察終了後、訪問させて頂くことになりました。
好奇心から視察の番外編が企画されました。
実際に訪れ、展示はもちろんのこと、白井晟一氏が建築された美術館の建築の素晴らしさにも心を打たれました。
弥生時代の遺跡として有名な登呂遺跡公園の一隅に位置し、石水館と命名され、公共建築百選にも選ばれています。
建築をめぐる白井晟一氏と芹沢銈介氏とのエピソードなどもお聞きでき、貴重な時間を過ごすことができました。
実際に、足を運び、その空気を吸い、全身で感じることは、大切な調査研究です。
芹沢銈介作品紹介 | 柏市役所 http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/280400/p007369.html
http://www.seribi.jp/index.html
https://www.tfu.ac.jp/kogeikan/