地域の力となるミュージアム-水戸芸術館

今日は、中央地域ふるさと協議会の次期役員選考委員会で話し合った後、水戸へ。

教育•文化の同志である佐藤誠二さんにご案内頂き、水戸芸術館の市民ボランティアによるギャラリートークやおとなの美術部総会にも参加させて頂きました。おとなの美術部総会での話し合いは、いま、私が考え、取り組んでいるテーマと重なり、沢山のヒントを頂きました。
学力テストだけでない学習支援のあり方、サードプレイス、アウトリーチの美術館•博物館サービス、知のフューチャーセンター、柏まちカレ図書館、柏まちなかカレッジの取組みなど、話し合いの内容とつながっていきます。

いま、読みかけている『コミュニティ•ミュージアムへ』(佐々木秀彦著、岩波書店)で示されている、美術館という施設ありきではない、コミュニティ•ミュージアムや社会教育のあり方を考えることができました。

水戸芸術館現代美術センター教育プログラムコーディネーターの森山純子さんからもお話をお聴きでき、勉強になりました。

水戸芸術館で開催中の藤森照信展「自然を生かした建築と路上観察」も観ることができ、有意義な時間を過ごすことができました。

議員となり、都市計画について学び続けていますが、持続可能な社会を目指すためにも藤森照信氏の考えは重要だと思います。

温暖化による海水面上昇と砂漠化に直面する東京。 海に倒れている東京タワー。
柏市でも谷津田保全の取り組みを提案してきましたが、藤森氏の考え方から学ぶことが多かったです。

柏市でも、ツリーハウスを建てられるようにしたいものです。

柏まちなかカレッジでも、路上観察会を企画してみたいですね。
大臣の発言で注目されることになった学芸員さんのお仕事も拝見することができました。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)