一生ものの学力を育てる算楽塾の挑戦〜学びのコミュニティ作り

算楽塾は、小学校高学年向けの算数に特化した教室です。

10月に開講し、今週で6回の授業を終えました。説明会と素数大富豪のイベントも開き、塾として形になってきまきました。

授業では、①手を動かすこと、②アウトプット、③社会とのつながり、④数学の歴史を重視しています。

たとえば、今週は「対称とマジ卍」をテーマに、江戸時代から庶民の間で愛されてきた「紋切り遊び」で、「対称」について学びました。

紙を折って、型通りに切り抜き、そっと拡げれば、そこに美しい紋の模様があらわれます。
その紋の一つひとつに意味や物語があり、紋切り遊びはそんな江戸の粋や文化がつまった遊びでした。

どんな形があらわれるか、切る前に予想し、仮説を立て、話し合い、実際に作り、気づき、考えたことを説明してもらいました。

これからは、答えだけでなく、自分の考えた過程を論理的に説明する力が求められています。

話し合える場が育ち、口頭で発表することはできるようになりましたので、これからはこの発表内容を文章にするトレーニングに力を入れています。

途中入塾、大歓迎です。
ご興味おありの方、ぜひとも、ご連絡ください。お知り合いの方にも、おすすめやシェアしていただけると嬉しいです。

12月2日(日)14時から、アミュゼ柏会議室C(2階)で、第2回算楽塾サロンを開催します。
前回、大いに盛り上がった素数大富豪です。ふるってご参加ください。

何卒よろしくお願い申し上げます。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)