世界ロボット人権宣言

小中学生が、未来を生きるために必要となる力の土台を築く学びの場”PowerLab”にて、「世界ロボット人権宣言」について話し合いました。

PowerLabでは、①未来を生きるために必要な力の土台となる考える力と②アイデアを実現する力を育てることを柱としています。

そこで、未来のテクノロジーを学んだり、プログラミングを身につけたりしているのですが、何より、自分の頭で考えることに重きを置いています。

今回の「世界ロボット人権宣言」は、人間の知能を超えるであろう人工知能との付き合い方を、今から考えておこうというものです。

「2038年、国連の委員会としてある国の代表として参加していて、ある国からロボット人権宣言が提案された」という設定です。
その提案文は、世界人権宣言の「人間」を「ロボット」に書き換えたものです。

ロボットとの恋愛についての視点が面白かったです。
研究生のプレゼンテーションから、「ロボットは嫌だ」といった思いが印象的でした。

これまで地球環境、平和、経済、生命倫理、宇宙、技術革新、都市計画、教育、人権などをテーマに、考える練習をしてきました。

「世界ロボット人権宣言」で感じた「ロボット」への思いを確認することで、これまでの差別の経緯を体感することにもなりました。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)