未来を生きるために必要な力を育てていく新しい学びの場「Power Lab」を開いています。
少子高齢化・気候変動・グローバル化・人間の知能を越える人工知能など、社会は常に激変しています。今の小学生が大人になった頃には、いま存在しない職業についているだろうと言われています。
これからの社会に生きる子どもたちに求められるのは、正解のない課題に辛抱強く向き合い、他者と協力し、新たな価値を創造していく力です。
自ら学び続ける意欲と習慣、課題を発見できる視点、そして社会に働きかけていく市民性を育むため、寺子屋のような形で、コツコツと運営しています。
本来は公教育で実施してほしい内容ですが、実現を待つだけでなく、まずはモデル事業としてスタートしました。
今月は、「SDGs(持続可能な開発目標)」について学びました。
この17の目標は、まさにPower Labのエッセンスとなるものです。
生物多様性や地球温暖化、エネルギーなどについて基礎情報を学び、対話していきます。
「このままでは地球は滅亡する?」、「守るべき生物とそうでない生物の選択基準は?」、「自然とは?」、「薬のメリット、デメリットは?」など、私たち大人にとっても面白いやりとりが展開します。
対立する情報を読み解くリテラシーも身につけられるようになっています。
答えのない問題をぐるぐる考えるだけが哲学ではないと苫野一徳氏が指摘しています。
「その問題をとことん考え、そしてちゃんと“答え抜く”こと」、「できるだけだれもが納得できるような“共通了解”を見出そうと探究をつづけること」
そんな学び合いを育てていきたいと思います。
Power Labには、小中学生向けに2つのコースがあります。
1 考え方を身につける探求型プロジェクト学習のfor Thinker。
2 プログラミングなど、アイデアを実現する力を身につけるSTEAMのfor Creator 。
受講生•研究生を募集中です。� innovation-power.xyz/powerlab/