柏市教育委員会から、「卒園式・卒業式から始める表情が見える日常へ」について情報提供がありましたので、共有いたします。

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保護者の皆様、日ごろから新型コロナウイルス感染症対策にご理解ご協力いただき、誠にありがとうございます。

2月10日に、政府の基本的対処方針が改定され、マスクの着用の取り扱いについて、3月13日（学校では4月1日）を節目として、変更することが示されました。
その中では、卒業式でのマスクの着用についても示されていますが、大変複雑だと感じました。

私は、市内の保育施設並びに柏市立の小中高等学校で、この春に卒園式・卒業式を迎えられる皆様には、コロナ前では当たり前だった『笑顔あふれる・表情が見える式典』として、思い出を残していただきたいと考えています。

そこで、式典を行うにあたり、人と人との距離の確保、会場の換気や健康状態の確認などの感染対策をしっかり出来る施設では、当日のマスク着用の考え方について、以下の通りとします。

【式典中のマスク着用の考え方】
●園児、児童、生徒、保護者など、参加者の皆様のマスクの着用を求めません。
●合唱のときも、マスクの着用を求めません。
●参加者の中には、マスクを外せない人もいます。個人の判断を尊重し、マスクの有無で差別をすることがないようお願いします。

また今後は、式典だけでなく、園内、学校内での生活の中でも、「すこやかな発育・発達」のためにも、当たり前であったマスク無しの日常をいち早く取り戻してほしいと思っています。
そのため、3月1３日以降は、4月1日を待たずに、マスクの着用は個人や保護者の皆様の判断を尊重し、一律の着用を求めないこととします。

ただし、保育施設では、施設の規模や設備、運営上の様々な事情により、マスクの着用をしなければならない状況も考えられます。その場合は、施設の方針に従いましょう。

保護者、地域、関係者の皆様には、この考え方をご理解いただき、表情が見える日常に戻れるよう、一緒に取り組んでいきましょう。

令和5年2月２０日
柏市長　太田　和美
教育長　田牧　　徹