お誘い頂き、今年度から、読み聞かせボランティアに加えてもらいました。
小学生の目と心が、物語に向くのは気持ちがいい体験です。
先輩方の話を聞きながら、様子を見ながら参加していますが、校長先生がイキイキと、自由に読み聞かせされている姿を拝見し、最近、少しずつ自分でも創意工夫するようになってきました。
読み聞かせに来られる方は、お母さんが多いので、男性やお父さんの読む話を選んでみました。
前回は、イタリアのジャンニ•ロダーリ著『パパの電話を待ちながら』。
いつも出張で家に帰ってこないお父さんが、必ず夜9時に電話してきて、おはなしを一つしてくれる。そのおはなしがおさめられた本です。
今回は、湯本香樹実文、ささめやゆき絵『おとうさんは、いま』
帰るのが遅くなってしまったお父さんが、今、どのあたりを、どのように帰ってきているのか、想像しながら、帰りを待ちわびているおはなしです。
息子が生まれ、いろんな育児や発達心理学の本を大量に読みあさり、「読み聞かせ」と「語りかけ」だけは実践することにしました。
耳からお話を聴くことは、豊かな経験です。
ボランティアによる小学校の読み聞かせの活動は、素晴らしいことだと思います。
小学校でも、お役に立てれば、嬉しいです。