柏市議会現職唯一の子育て中の議員として

先週末は、幼稚園のこども祭りでした。
あいにくの雨でしたが、盛り上がっていました。

実際に、子どもが通園するようになり、様々な関わりも増えてきます。幼稚園の現場や親の思いも知ることになります。

子育て政策は、単に柏市の流入人口を増やし、税収を上げていくという視点だけでなく、子どもが豊かに育つ環境を整えることが、暮らしやすい地域社会を実現していくことにつながると考えています。

柏市議会議員36人中、小学生より小さい子どものいる議員は山下一人です。
現職唯一の子育て中議員として、当事者として議会で意見してきました。

「議会は社会の縮図であるべき」というご意見を頂きます。
そういう意味では、子育て中の議員は少なく、社会の実態が反映されていません。

議会には、多様性も必要です。
多様性という観点からは、社会の縮図だけではなく、少数の意見も反映されるような仕組みでないといけないと、私は考えます。

とくに、今の議会制度では、学校教育や子育て、未来のまちづくりについて議論していますが、当事者である子どもの声を制度的には取り入れられてはいません。山下は、子どもたちの意見をお聞きする場を設け、議会で反映させてきましたが、これを制度化していきたいです。イギリスなどでは、hear by right という形で取り入れられています。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)