『バーバパパのがっこう』は、我が家の子どもたちも人気だが、私も好きな絵本です。
『窓ぎわのトットちゃん』や池袋児童の村小学校など大正新教育運動、デューイのシカゴ実験室学校やサドベリー教育などを知った時のようなワクワクする内容です。
我が家の子どもたちは、「パパの部屋小学校」を設立しました。
息子が校長先生をつとめています。
てっきりパパの私が校長かと思っていましたが、「パパの部屋」は地名とのこと。
昨夜は、息子が「損した新聞」を発刊することになりました。損したことを記事にするらしいです。たしかに有益な情報かもしれませんね。
私は、その新聞を訳すよう指示されました。絵のようなものを、日本語に直せということのようです。
一つ目の記事は、レンタカーを借りて、リサイクルリボン館に棚を取りに行ったことがありましたが、休館日で閉まっていたという内容です。
新聞発行というのは、フレネ学校のようですね。私が教えたのではなく、おそらく「山下洋輔新聞」の影響だと思います。
言語の自然な学び方: 学校教育の轍の外で
岩波文庫の『カンタベリー物語』を読みました。大人も読み応えがありましたが、よく子どもたちも聞いていました。
修道女がソースをこぼさない話など、なぜか喜んでいます。
子どもたちの反応や質問をうけて、私から妻に、中世ヨーロッパの解説などをおりまぜたりして、子どもと大人が共に学ぶことができました。
翌日、息子が私の本棚からカンタベリー物語を抜き出してきました。数ある本の中から、なぜ、この本を選び出せたのかが、いまだに分かりません。