学校の外でどんどん学ぼう!‐おすすめの学びの場と学習支援の課題

博物館、歴史史料館、美術館、企業の社会貢献活動など、素晴らしい学びの場があります。

特に、夏休みには、各機関が子ども向けのプログラムを実施しています。
学校や塾などでは実現できないくらいお金と最新の知識が注ぎ込まれた内容です。
しかし、受益者負担ではないので、そんなに費用はかかりません。気になるミュージアムの情報をチェックしてください。

本物に触れられる機会になります。
自分で学ぶ習慣も身につけられます。
「あそこに行けば、この情報が得られる」ということが分かるだけでも大きいです。

柏市からも訪れることができる有名どころをご紹介いたします。
夏休みの自由研究などでも、ご活用ください。
目安となる場所や行き方はお示ししましたが、ご自身でお調べになってください。

1 日本科学未来館
新交通ゆりかもめ「船の科学館駅」下車、徒歩約5分
https://www.miraikan.jst.go.jp/

2 国立科学博物館
JR「上野」駅公園口から徒歩5分
http://www.kahaku.go.jp/

3 科学技術館
東西線「竹橋」駅下車(1b出口)、徒歩約550m
http://www.jsf.or.jp/

こども科学センターハチラボ
「渋谷」駅より徒歩5分
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/edu/bunka/hachirabo.html

5 JAXA筑波宇宙センター
つくばエクスプレス線「つくば駅」下車。関鉄バス「荒川沖駅」行きに乗り換え、「物質材料研究機構」下車 徒歩 1 分。または「つくば駅」よりタクシー(約 10 分)。
http://www.robotics-handbook.net/museum/tksc-jaxa/index.htm

6 サイエンス・スクエア つくば
「つくば駅」下車、出入口A4へ。つくばバスターミナル4番のりばから関東鉄道バス「荒川沖駅(西口)行(並木経由)」または「阿見中央公民館行」に乗車、「並木二丁目」下車、「サイエンス・スクエア つくば」まで徒歩5分
http://www.aist.go.jp/sst/ja/index.html

7 地図と測量の科学館
つくばセンター(TX「つくば駅」)よりバス(約10分)
「建築研究所」行または「下妻駅」行き→「国土地理院」下車→徒歩1分
※つくばセンターバスターミナル8番からつくばサイエンスツアーバス北回りに乗車「国土地理院」下車(土・日・祝日のみ運行)
http://www.gsi.go.jp/MUSEUM/

8 国立天文台 三鷹キャンパス
JR武蔵境駅下車、南口 3番から、小田急バス 境91に乗り「天文台前」下車
http://www.nao.ac.jp/

9 東京都水の科学館
ゆりかもめ 国際展示場正門駅下車徒歩8分
http://www.mizunokagaku.jp/

10 東京都水道歴史館
JR中央線・総武線 御茶ノ水駅又は水道橋駅、千代田線 新御茶ノ水駅
各駅下車徒歩約8分
http://www.suidorekishi.jp/

11 東京国立博物館
JR上野駅公園口 徒歩10分
http://www.tnm.jp/

12 国立歴史民俗博物館
成田線佐倉駅下車、バス約15分
(北口1番乗場から、ちばグリーンバス田町車庫行き乗車、「国立博物館入口」または「国立歴史民俗博物館」下車)
https://www.rekihaku.ac.jp/

13 国会図書館子ども図書館
JR上野駅公園口より徒歩10分
http://www.kodomo.go.jp/

14 JICA地球ひろば
各線「市ヶ谷」徒歩10分
http://www.jica.go.jp/hiroba/

15 江戸東京博物館
JR総武線両国駅西口下車徒歩3分
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/

16 東京都美術館
JR上野駅「公園口」より徒歩7
http://www.tobikan.jp/

17 茨城県近代美術館
JR常磐線「水戸駅」下車。南口から徒歩約20分。バスもあり。
http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/

18 東京おもちゃ美術館
四谷三丁目駅」2番出口より徒歩6分
http://goodtoy.org/ttm/index.html

19 アンデルセン公園 子ども美術館
新京成線「三咲駅」から セコメディック病院行きバス「アンデルセン公園下車」
http://www.park-funabashi.or.jp/and/atorie/

20 柏プラネタリウム研究会
柏市立図書館本館2階。柏駅から徒歩15分
http://kashiwaplane.sakura.ne.jp/

この他にも、車や鉄道・地下鉄、飛行機などの専門の博物館は沢山あり、子どもの興味が広がりそうです。
文学館も面白いです。
我孫子には、白樺文学館がありますね。
たばこと塩の博物館古代オリエント美術館消防博物館ガスの科学館ソニー・エクスプローラサイエンス印刷博物館紙の博物館なども、充実しています。

先日、野田のもの知りしょうゆ館を見学しましたが、工場見学も勉強になります。
大きな企業には、その産業の歴史や技術を発信する場があります。
いろいろと調べてみてください。

柏市柏の葉地区中心に活動する科学コミュニケーション団体柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)もおすすめです。
http://udcx.k.u-tokyo.ac.jp/KSEL/

 

以上、科学、技術、文化、歴史、芸術などの施設をご紹介いたしました。

素晴らしいサマーキャンプもありますが、費用がかかってしまいます。
博物館見学は、交通費と入場料はかかりますが、それ以上の価値は絶対にあります。
科学・技術の博物館、歴史・文化の博物館、美術館の3つくらい足を運んで下さい。
「もう一回、来たい」と思うようになれば、人生を左右する出会いになるかもしれません。

ただ、博物館、美術館を見学すること自体に、お金は沢山かかるわけではありませんが、最初のきっかけは、親に連れられて見学するということが多いのが実情です。
私も小さいころ親が、史跡を一緒に見学する機会を作ってくれたので、歴史が好きになったのだと思います。

いかに、子どもたちに興味関心を持ってもらうか?
親でなくても、最初のきっかけとなる見学の機会を作っていけないか?

自治体による学習支援事業がありますが、学校の学習を補うだけでなく、子どもの興味関心を伸ばし、博物館や美術館のような社会教育につないでいくことも必要だと考えます。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員選挙(柏市)•立憲民主党公認候補予定者。 2021年10月、柏市長選挙(2021年)に無所属で立候補。43,834票を託して頂きました。その後、AIで水道管を救うFracta Japan株式会社の政策企画部長に。 元柏市議会議員。柏まちなかカレッジ学長。元高校教諭。2児の父。 教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 (社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)