教育民生委員会では、平成28年4月26日から28日に、富山市、金沢市、松本市を視察いたしました。
3日目の松本市では、子どもプラザ筑摩(つかま)を訪問し、病児病後児保育、休日保育、子育て支援センターなど子育て支援について視察いたしました。
松本市は、人口約24万人、面積 978㎢。
長野県の中央部に位置する。北アルプスと松本城に象徴される県内第二の都市です。江戸時代は城下町として繁栄しました。
「健康延伸都市」を掲げ、平成25年「松本市子どもの権利に関する条例」を制定し、子どもいやさしいまちを目指す。
子どもにとって最も良いことは何かを第一に考え、子どもの権利の視点に立った子ども施策を推進されています。
子どもプラザは、家庭での子育てを支援するため、平成12年度解説の筑摩の子どもプラザを基幹施設として、平成17年度に小宮子どもプラザ、平成20年度に南郷子どもプラザ、平成22年度の市町村合併により波田子どもプラザを開設。
子育て親子の交流の場と交流の促進、子育て相談、地域の子育て関連情報の収集と提供、育児サークル活動の支援、子育て支援に関する講習の実施などの事業を行っています。
つどいの広場事業は児童館児童センターを利用し、地域の子育て支援充実のため平成17年度から開始し、平成27年度までに21カ所で実施しています。
市内に居住する未就園児を持つ親子を主な対象として、気軽に集い交流する場を提供し、子育てに関わる相談や子育てに関する情報提供、子育てに関わる講座や季節の行事を実施している。
指定管理者制度をとっています。
病児保育事業では、当面病状の急変は認められないが、病気療養中で、集団保育が困難な生後5ヶ月から小学校3年生までの児童を預かります。
市内2カ所の病院で実施。
柏市でも病児保育について検討されているので、様々な意見が交換されました。
病後児保育事業では、病気の回復期にはあるが、集団保育は困難な一切以上の就学前児童を預かります。
市内二ヶ所の子どもプラザで実施。
休日保育事業では、保護者の就労病気冠婚葬祭等により家庭で保育できない集団保育が可能な1歳以上の就学前児童を預かります。
市内1カ所の子どもプラザにて実施。
質疑では、予算について、子供の権利条例について、保育士の確保についてなどが出ました。
大学などと協働で制作された父子手帳のパパノートもご紹介いただきました。委員からは、ぜひ、柏市でも参考にして制作したらいいのではという声が出ています。