セブンパークアリオ柏特設会場で開催されている木下大サーカスを、子どもたちと両親と三代で観ることができました。
鍛錬を積まれてきた出演者による素晴らしいショーでした。
ショーの進行、会場運営、経営など、さまざまな点で勉強になりました。
大学生の時、今から20年くらい前になるでしょうか、10日間、一人でニューヨークに行ったことがありました。
往きの飛行機で隣に座っていた興行師の方と知り合い、一緒にニューヨークの劇場やアーティストのいるところを訪問したことを思い出しました。
ハーレムの教会でのゴスペルや芝居小屋の楽屋から、ビーシャビーシャやブルーマン、ヘドウィグ&ザ•アングリーインチなど現地ではヒットしているけれど日本では演じられていない興行について、実際に観て、その会社の会議にも加わり、若者としての意見を求められるなど、面白い経験ができました。
サーカス小屋は独特の雰囲気がありますね。
1歳の娘は、前半、泣いていました。
大駱駝艦の時は泣きっぱなしでしたが、今回は後半から立ち直り、象やライオンのショーを楽しむことができました。
サーカス小屋には、ノスタルヂアを感じます。
私の小さい頃には、もう旅芸人やサーカスは変わってきていましたが、大人の話から伝えられてはいました。
今、あらためて興味を持ち、その歴史を調べ、これからのヒントを探りたいです。
中原中也の「サーカス」という詩を読み返したり、ルオーのピエロの絵を眺めたり、テオ・アンゲロプロス監督の映画『旅芸人の記録』をチェックしたりしています。
絵本にサーカスやピエロの話が出ていたので、子どもたににとって刺激的な体験となったようで、嬉しいです。