2016年にオープンした『kakamigahara stand(カカミガハラ・スタンド)』に、合間を縫って、立ち寄りました。
都市公園法の改正によって、各地の公園内にカフェなどが運営されています。
公園のあり方を考える上で、自分の目で見てみたいと思っています。
岐阜県各務原市に、旧岐阜大学跡地を整備して、「学びの森」という美しい公園が整備されました。
このネーミングだけでも興味深いです。
この公園の中に、『kakamigahara stand』というカフェな設置されています。
運営団体のことなど、少しだけでしたがお聞きしました。
「各務原市をもっと楽しくしたい」という想いをもとに立ち上がった一般社団法人「かかみがはら暮らし委員会」によって運営されています。
たとえば実績のある大手コーヒーチェーン企業を誘致すれば早いのかもしれませんが、手をかけて公園と運営団体も育てているように感じました。
カフェとしてだけでなく、各務原を盛り上げる文化発信基地としての意義があります。
「学びの森」を裸足で歩いていると気持ちがいいです。木の下で音楽演奏しているグループが素敵です。
残念ながら、大人から子供まで楽しく過ごせるビッグな広場と大きな遊具が人気の「かさだ広場」には足を運ぶ時間がありませんでしたが、ステキな場所でした。
公園など公共施設は、来客数やお金だけでは測れない価値があります。
公園を訪れなくても、素敵な公園があることで心の豊かさや安心が生まれます。
公園は、市民にとって身近な公共施設。公園の管理や運営は、市民と行政が協働しやすいテーマですので、これからも研究し、働きかけていきます。