尊敬する農家さんを訪問。
農業を続けていくための周辺環境が悪化が進む都市農業のあり方について、柏市としても真剣に向き合う時です。
JAグループの都市農業についてのコメントをご紹介いたします。
都市農業とは、都市部、つまり人口の多い市街地やその周辺で営まれている農業です。都市近郊の立地を生かし、新鮮な農畜産物の供給に加え、農業体験や災害時の避難場所の提供など、さまざまな機能で地域に貢献しています。
都市農業再評価の動き
都市化の進行によって、農地面積は急減している一方、近年は都市農業を再評価する動きが広がっています。2015年には都市農業の重要性を明らかにし、安定的な経営継続に必要な税制上の措置を求めた「都市農業振興基本法」が成立しました。JAグループではこうした動きを踏まえ、2016年8月に「都市農業振興に向けたJAグループの基本的考え方」をまとめました。防災など、都市農業の有する多様な機能の発揮とPRを通じて、農業・JAへの理解を深めることを、重要かつ優先すべき取り組みとして位置づけています。
都市農業の課題
都市農業の課題として、農地の減少に加え、農業をするための周辺環境の悪化が挙げられます。街灯が明るいと農作物の生育に障害が起きますし、農作業時には作業音や土埃等について、周辺住民への配慮が必要になります。また、都市農地にかかる固定資産税や相続税の大きな負担も重要な課題です。
※JAグループ 都市農業振興に関わる取り組み