自治の原点ー地域コミュニティの持続可能な運営のために

コロナ禍で、地域の行事は中止となり、高齢化も相まって、地域コミュニティの活動は停滞していった。

しかし、地域コミュニティの役割が不要になった訳ではなく、防犯•防災や子育て•介護、ゴミ収集など地域のインフラやセーフティネットとして、むしろ重要となってきている。
コロナで地域で過ごす時間も増えた。高齢化も進み、助け合いや安否確認など、町会など地域コミュニティに期待されるところは大きい。

私の住む町会では、10/15,16と祭りが、3年ぶりの開催が予定されている。
例年と違い、イレギュラーな開催のため、話し合わなければならないことも出てきたためわ、土曜夕方に緊急招集があり、翌日の日曜に花車の点検、そして意見交換。
祭りへの思いをあふれる先輩が、日曜の午後、若手に語った言葉は、まさに地域自治の原点だ。
「子どもたちが、地域の中心。
子どもたちを地域で支え、
子どもたちにはこれからの社会を支えていってもらいたい」
幸い、私たちの町会では子育て世代のメンバーも加わり、世代を越えて交流が生まれている。
再来週の祭りの開催に向けて、力を合わせていきたい。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)