昨日の金曜(2015年6月19日)、柏駅前の客引きや勧誘行為などの取り締まりが行われました。
警察、警察OB、柏駅周辺防犯推進協会、ガーディアン・エンジェルス、柏市職員、商工会議所、商店街など、まちと警察、行政が一体となってパトロールが行われました。
こうやって迷惑行為は許さないという姿勢を示すことが重要なのだと思います。根気強く、続けていって頂きたいです。天候が悪い中、関係者の皆様のご尽力に、心から感謝致します。
柏市の玄関とも言えます柏駅前のダブルデッキでは、チラシ・ティッシュ配り、スカウト、キャッチセールスなどの人たちがズラッと並んでいます。通行の邪魔になるというだけではなく、怖いという声や子どもを心配する親の声をお聞きします。
あさひ通りやサンサン通りでも、客引きが並んでいます。通行しなければならない住民、児童・生徒、店を構える店主にとって、深刻な問題です。これも街の活気や風情という声が男性の中にはあるかもしれませんが、学校や塾に通う児童・生徒も多い地域です。
女性からは、キャバクラで働くことなどを勧誘する行為、いわゆるスカウトがしつこいという声を聴きます。柏駅東口で声をかけられることを嫌い、南口から帰ろうとしても、マルイやセブンイレブンのあたりで待ち伏せるスカウトが増えるといった状況です。
女性に嫌がられる街では良いイメージの柏はありえないと思いますし、児童生徒や女性が安心して歩けないまちが、「選ばれる街」にならないのは確実です。
この4年間、この問題について議会で質問をしてきました(2013年12月、2014年3月、2015年6月)。千葉県迷惑防止条例の改正に千葉県迷惑防止条例の改正もありました。これまでの議会答弁では、警察と連携して取り組むといった内容でした。
全国の事例を見ますと、新宿区では、は「新宿区公共の場所における客引き行為等の防止に関する条例」が施行され、警察署と合同で客引き撲滅キャンペーンを実施しています。
柏市でも、昨日にような公共の場所における客引き行為や勧誘行為等防止への取り組みを、今後も粘り強く続けて頂きたいと思います。