【公民連携まちづくり構想ー下妻市の砂沼戦略】
下妻デザインミーティング「欲しい暮らしと 街の未来は 自分たちの手で創る」に参加しました。
人口減少の社会情勢の中で、民間企業の発想と行政の資産を掛け合わせて、新たな価値を生み出す「公民連携」が益々重要になっています。
『下妻市公民連携まちづくり構想【砂沼戦略】』に描かれたビジョンを実現させようという具体的な動き、要注目です。
※【砂沼戦略】はこちら
https://www.city.shimotsuma.lg.jp/data/doc/1623731489_doc_344_0.pdf
砂沼(さぬま)という農業用ため下妻駅周辺の市街地に隣接し、地域の憩いの場であり、桜の名所として茨城百景に選ばれ広域からも来訪者を招いています。
柏市における手賀沼や柏の葉の調整池を考える際に、参考にすべき動きです。
民間主導・行政支援の公民連携により、地域の人々のアイデンティティでもある砂沼を中心に、戦略的に取り組んでいこうという下妻市さんのこれからが楽しみです。
大がかりなものではなく、市民にとって興味関心のあるテーマで、一緒に考えていこうという下妻市の姿勢に共感しました。
公民連携といいながら、社会的共通資本を民間に切り売りするのではなく、行政が抱え込んでいた分野で、新たな価値を生み出せるかどうかが、これからの自治体経営の命運を左右していきます。
議員になる前、こうした市民協働や公民連携のミーティングに参加し、勉強したことを思い出します。
その頃と比べ、今では国のモデル事業であったり、総合計画の中での位置付けや公共施設等マネジメント、中心市街地の活性、公共交通、コンパクトシティなど都市計画、地球温暖化対策、税収、そして行政職員の姿勢など、その話し合いから考えるヒントは増えました。日々の経験の積み重ねを感じることができました。
本来は、下妻を訪問する予定でした。
しかし、感染拡大によりオンライン開催。
車や電車でも、片道1時間半くらいはかかるところが自宅での聴講でした。
楽ではある反面、少し寂しい気もします。
主催者の皆様、ありがとうございました。