アカデミー賞の短編アニメ賞作品が絵本になったものです。
ストーリーは紹介しませんが、アニメーションをご覧下さい。
男の生き様とその家族との思い出に涙します。
私も愛情あふれる家庭を築いていきたいと思います。
今度、新婚カップルに、この絵本をプレゼントしようと思いつきましたが、妻に止められました(奥さんが亡くなられた後のお話という理由で)。
一層ずつ深くもぐるたび、その時の思い出が掘り起こされるのは、考古学そのものです。
国家の正当性や英雄の話ではなく、男の視点から家族の思い出を描き出したもので、一つの歴史の形と言えます。
私自身が読んでみたくて買いました。2歳の息子には、まだ早いと思いましたが、「じいちゃんの本」と言って読みたがり、何度も読み聞かせました。
絵:加藤久仁生 文:平田研也 白泉社