ストリートサッカーを柏のまちで!

(社)日本ストリートサッカー協会の畑中崇代表とお話しました。そして、UDC2を訪れ、柏で実施するためのアドバイスをいただきました。

ストリートサッカーは、広場や公園、倉庫などに囲いをつくり1対1や3対3で行うものです。

「PANNA(股抜き) KNOCK OUT」は、1対1で、観客に囲まれた中でプレイは盛り上がります。フィジカルコンタクトが禁止されているため、華麗な足技が発達しています。
ネイマール選手が世界大会を企画して注目を浴びました。

4.5号球の柔らかいデニムボールを使うことで、年齢や性別に関係なく幅広い世代の方が一緒に楽しめるスポーツです。

柏駅前の歩行者優先の流れとともに、ストリートカルチャーを根付かせていきたいと考えて、議会内外で働きかけてきました。

私は、いま、バスケットボールの3×3やスケボー、BMXなど、ストリートスポーツの競技環境を整えるために活動にも取り組んでいます。

これらのストリートスポーツは、オリンピック種目となり、競技人口は増えると予想されますが、競技できる場所がありません。

屋内競技と違い、騒音など、さまざまな関係者を巻き込んだ話し合いが必要です。こういった苦労も含めてストリートであり、民主主義的な地域社会を作るための活動だとも感じるようになりました。

ストリートスポーツには、一つのマーケットとして経済効果も期待されています。

ファッションや音楽などの文化やまちづくりの観点からも、いろんな展開が生まれてきそうです。

学校の部活動と地域スポーツのこれからを考える上でも、ストリートスポーツは大変重要な役割を果たすと考えています。

少子化と社会の多様化により、人気のある野球やサッカーでさえ、チームを組むことが難しくなっていると聞きます。
サッカーが、フットサルや3on3、1対1の「PANNA KNOCK OUT」に。バスケットが3×3に。バレーボールがビーチバレーに。これは一つの流れかもしれません。

そして、体育館からストリートに回帰しているようにも感じます。

素晴らしい指導が受けられるスクールなどは整ってきた一方で、自発的に、遊びとして楽しめる場所は減ってきています。
教育にも通じることで、遊びからこそ学べることがあります。

柏のまちで、毎年、バスケやサッカー、スケボー、ダンスや音楽など、ストリートの祭典が開けたらなど、思い描いています。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)