今日は、朝10時から19時過ぎまで、話し合いました。
柏駅前に、図書館機能を備えた新たな「知恵の交流拠点」を作るための提言をまとめました。
議員となる前から、市民によるフューチャーセンターを提案してきました。
この思いが、少しずつみなさんと共有できるようになったと感じます。
知りたいことや相談事を受け、本、情報、人、団体、行政につないでいきます。
これは本来の図書館の機能ですので、今の図書館でも体制を整えてもらえるよう働きかけていきたいものです。
「より良く生きる(well-being)」を大きな目的とし、たとえば、1つながり、2想像力、3リテラシー、4防災、5健康といった生活の質を高めるための拠点です。
すべての人のための図書館を目指します。
どこにも居場所がなくても、ここなら居られるという安心の場であってほしいです。
そのためには、地域包括ケアシステムのように、分館や小学校図書館など、歩いて通える身近な場をネットワークしていくことも大切にしていきたいです。
これまで注目されてこなかった「戦後の経済成長を支えた郊外の都市」としての歴史や文化を編纂していくといった特徴を打ち出していきます。
他にも書き切れないくらい、様々な意見が出されました。
まだ頭の中で寝かして、熟成させなければならない段階ですが、まずは今日の報告です。
今年の3月から、柏まちなかカレッジの知のフューチャーセンターとして話し合ってきましたが、あらためて「かしわ知恵の森プロジェクト」と名前ができ、ここから社会に発信していけるよう動き出していきます。
まずは私たちの理念を具体的な形で見てもらうためにも、移動図書館なども提案したいです。
そして、何より、柏市の司書など専門職の採用と育成に取り組み、体制を整えられるよう意見していきます。