経済格差は広がり、政治ではポピュリズムがはびこり、環境問題はまったなし。社会に寛容さは失われていくように感じられ、民主主義がこの先どうなるか、心配です。
教育改革への期待の一方で、新自由主義への不安は拭えません。公教育が岐路に立たされています。
こんな時だからこそ、私の「教育のまち」構想の本を執筆したいと決意しました。
あえて、公教育にこだわり、誰もが通う公立の小中学校を中心に、幼稚園•保育園、さらに若者や働き盛りの大人、シニアが学び続けられ、それが未来の社会のためになるような社会教育と、その拠点となる図書館や公民館についての考えを提示していくつもりです。
私ごときが、大きな構想をお示しするのは僭越ですが、できるだけ早くに誰かがなんとかしなければという気持ちが、私を突き動かしています。
また、これまで教員、教育学研究、政治、地方議員としての活動、地域での教育活動、学習塾や成人教育など教育事業に取り組んできた視点から、何か発信できればと思います。
出版社も決まっていませんし、具体的な企画は、これからになります。
みなさんのお力をお借りすることになると思いますが、その時は何卒よろしくお願い申し上げます。
もともとは、柏まちなかカレッジについても、第2作目を出版する予定でした。
取り掛かる順番を変え、できれば両方とも実現させていきたいと思います。
※はじめて出版したのが、地域の力を引き出す学びの方程式 柏まちなかカレッジにみる教育×まちづくりの答え