教育のまち=居場所づくり×公共施設再編×空き家・空き店舗対策

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来年度から約1年7ヶ月、柏市の中央公民館・教育福祉会館の改修のため、使用できなくなってしまいます。

この場所を拠点として活動されている団体にとっては存続に関わる問題です。
同時に、このピンチをチャンスに変え、中央公民館・教育福祉会館が地域に出て、地域に根を下ろしていくきっかけになるよう、議会で質問をする予定です。

以前、『月刊公民館』に、今回の質問のもとになる考えを寄稿しました。

柏市では「立地適正化計画」を立て、今後、空き家の増加に対して、地域に広場を設けたり、畑を作ったり、道路を広げたり、住民の拠点を設けたりしながら、地域の価値を高めていくアイデアが示されています。

また商店街の空き店舗に、福祉や子育て団体が入ることで、賑わいにつながった事例もあります。

eatoco(足立区)

ただ、個人的な努力や個別的な状況によって成り立つものも多く、まだ広く普及していくモデルにはなっていないのが現状です。

今回の改修にあたり、活動場所を求める団体と空き家空き店舗のマッチングを行い、改修期間中の賃料を柏市が支払い、団体が地域に根ざしていくことを支援していくことを提案します。

「居場所がない」ことは、現代社会の課題です。
改修期間中に、地域に多様な居場所を育て、リニューアルされた中央公民館・教育福祉会館は、柏市全体の活動のハブとして機能していくことを期待しています。

プチカル柏の葉
ケアラーズフェみちくさ亭
空きアパートをDIYで改修した手作り科学館エクセドラ

この改修工事期間に、公民館の原点に立ち帰り、「青空公民館」の精神を現代に復活させるチャンスです。
施設にとらわれず、街の至る所で学びを展開してきた「青空公民館」のような事業を、施設の閉鎖中に実施することを求めます。

積極的に地域や街に出て、市民活動、まちづくり、防災、福祉、環境、学校教育との連携を深め、市民自治の核となる役割を公民館が果たしていきます。

そのためには、現在の予算や職員数では不十分であると考えます。
改修中は、職員さんはどのような業務を担われる予定でしょうか?
公民館が休みになるのではなく、むしろ職員は忙しく地域に出て活動していくべきであり、人を減らすのではなく、増やすことも提案していきます。

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投稿者:

山下 洋輔

柏市議会議員。柏まちなかカレッジ学長。元高校教諭。2児の父。 教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 (社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 教育コンサルタント山下洋輔事務所設立。 2011年9月から柏市議会議員。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)