理想の学校を作るには、理想の社会を構想すること

紀平英作『ニュースクール 20世紀アメリカのしなやかや反骨者たち』(岩波書店)を読みました。

「学問の自由を求めるリベラリストが立ち上げた学校を通して,二〇世紀アメリカのリベラリズムを描く」とあります。

ジョン•デューイも設立に関わったということで、その学校の存在は知っていました。

自由な社会人教育のモデルというだけでなく、第一次大戦後から第二次大戦のアメリカの状況が分かります。

トランプ政権のアメリカ第一主義や日本における都民ファースト、日本ファーストの動き。
反グローバリズム。移民問題。
格差や失業問題。

現代社会は、当時と通じる部分もあります。

アメリカのナショナリズムと言論が制限されていく過程に対し、立ち向かった反骨者たちの姿勢は、今、まさに必読の書です。

大学の教育原理の授業で、「理想の学校を考えるには、理想の社会を考えなさい」と問いかけられたことを思い出しました。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)