設立準備中のNPO法人について-『理系の子』と『型破りな教室』

『理系の子』は、サイエンスフェアで活躍した高校生たちの背後にあるドラマです。
『理系の子』のような青春を送ることができる場を、NPO法人で作っていきます!
年末に観た映画『型破りな教室』
治安も悪く、様々な課題を抱える地域の学校で起きた奇跡の実話です。
『型破りな教室』のような学びが、「型破り」でなくなるような教育文化を築いていきます!
教育によって、地域の未来を切り拓いていきます。
経営理念や事業計画を書き上げています。
あらためて、発表させてください。
年始の抱負に記した内容を、転記いたします。
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公教育の守るべきテーマに教育行政は注力し、行政の支援だけでは手の行き届かない課題は、NPOなど民間事業者とも連携していく必要も実感します。
そこで、今年、私はNPO法人を立ち上げ、
教育支援事業に取り組む準備をしています。
これまで算楽塾で培ってきたノウハウをもとに、
「算数•数学嫌いをなくし、学び続ける人を増やす」
そして、「学び続け、より良い人生を歩む力を身につける人を増やす」
算数•数学を楽しむリアルイベントやオンラインでの授業など企画中です。
無料の塾を開く従来の教育支援事業で、対象となる児童生徒が集まってこない状況を、議会でも何度も指摘してきました。
「無料で塾が通えるのに、参加せずに進学できないのは自己責任」という姿勢には黙っていられません。
教育格差は、経済的格差だけではありません。
子どもたちの興味関心には、幼少期からの体験や地域•社会とのつながりが大きな影響を及ぼしています。
親や育った環境によって、大きな差が生まれます。
生まれた環境に関係なく、
柏市や千葉県、日本に生まれれば、
地域•社会や学校での経験により、興味関心に目を光らせ、自分の人生を切り拓いていけるように育って欲しい。
それこそが、私の目指す「教育のまち」です。
一人でできるものではありません。
どうかお力をお貸し下さい。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)