社会をより良くする活動

選挙が慌ただしくなってきましたね。
社会を良くしていくために、政治の役割は大きいと感じます。

ただ、国政の報道では派閥の対立やけなし合いが目につき、もっと今の課題や未来のための議論を伝えて欲しいです。

地方議会では、防犯や水道、ゴミなど生活に根づいた話し合いが行われていますが、町会ではもっと具体的な話し合いになります。
これらは国政の影響を受けるもので、やはり私たちの生活と政治は関係があると実感するようになりました。

国政は選挙で一時中断しても、私たちの生活に関わる行政サービスは中断されませんし、地域での活動もいつも通り進められています(投開票所のため、会場が使えなくなった行事などもありますが)。

今朝は、毎月開催されている柏中央地域ふるさと協議会の役員会でした。

こういった地元密着で広がっている社会をより良くしていこうという活動が、本当に大切だと感じます。

歴史を紐解けば、中央の混乱から地方の自立という動きも見出すことができます。

室町時代後期の中央政権が権力闘争に明け暮れ、力を失っていく。
そこに、地域の一揆に根ざした新勢力(国人・地侍)が地域秩序を維持していった。下剋上が起こっていった。
できるだけ地域に密着した人間が力を持つようになった。

この状況は、中央の政治が混乱する今日へのヒントになるのではないでしょうか。
まさに、中央が混迷する今、室町時代や戦国時代のように、地域に密着するところからチャンスがあるのではと感じています。

さて、今日の会議では、
•振り込め詐欺防止と消費生活センターの取り組み
•ふるさと公園先の大堀川での水の事故
•水道施設見学会報告
•敬老会報告
•町会加入促進
•ふれあい運動会
•視察研修
•花いっぱい運動
会議終了後、パトロールの予定でしたが、雨で中止

今回は、水の事故の報告があり、子どもを見守る地域社会を作っていかなければと、それぞれが心に誓いました。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)