現代の寺子屋を訪問

大塚駅周辺の町会の会館で開催されている学習支援事業である寺子屋を見学させていただき、ゲストティーチャーとして子ども哲学対話の授業も担当させていただきました。

この寺子屋は、豊島区議の細川正博さんと奥様や地域の方々によって運営されています。

学習支援だけではなく、異年齢で学び合い、子どもたちにとっては地域との繋がりも得られ、貴重な学びの場と感じます。

授業の最後に、子どもたちが、『大学』の文章を声に出して読むのを聴き、驚きました。

私の尊敬する中江藤樹が11歳のときに、『大学』に感動して聖賢の道を志したと伝えらています。
最近は見なくなりましたが、薪を背負いながら本を読んでいる二宮尊徳像の本は、『大学』です。

終了後には、他に八丈島から見学に来られた山下崇さん(町議)とも、八丈島でのSTEM教育の実践や島嶼部の話をお聴きすることができ、貴重な時間でした。

市外を歩くと気になる点が沢山あります。

ちょうど駅前の駐輪場を整備されていたり、客引き対策をしていたり、路面電車の線路沿いに町会の方々が花を植えていたり、商店街の人通りなど、参考になりました。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)