柏まちなかカレッジにて、所 英明 (所英明)さん企画のインタビューズvol.3「教育学者の福島さんに宇宙の話を聞いてはいけない」を開催いたしました。
福島さんと私の出会いは、ちょうど10年前の市民活動講座でした。
そこで、私が柏まちなかカレッジ構想を発表し、意気投合して、今に至ります。
柏まちなかカレッジの理念は、私が打ち出したものですが、経営方針やマネジメントは福島さんの存在無しには考えられません。
今の柏まちなかカレッジの風土は、福島さんあってこそです。
きわめて合理的で、本質的。
先見の明がある方です。
柏まちなかカレッジには、校舎や教室はありません。固定費をかけない方針です。最近では、市民活動センターで借りていたロッカーすら廃止し、会計報告なども電子化しました。
Zoom を使ったオンライン化も進んでいます。つまり、その場にいなくも、テレビ電話のようなシステムを活用して、会議や講座に参加できるようになりました。便利です。
学生やスタッフの定義もなく、参加したい時に参加して、手伝いたい時に手伝うといった感じです。
「そんな組織は、ちゃんと活動できないだろう」とお思いの方もいると思いますが、近年、ティール組織やホラクラシー経営など、柏まちなかカレッジ的な組織論が注目されています。
かつて、仕事が忙しくなるから退会したいという仲間に対し、退会という概念はないと伝えた話は、拙著『地域の力を引き出す学びの方程式』(水曜社)にて、ご紹介させていただきました。今回、福島さんの電子出版された『”ミライ”との対話』をもとに、インタビューされました。
さまざまな社会問題や個人の悩みも、宇宙から俯瞰してみることで、理解できたり、解決の糸口を見つけられたりすることが示されています。
これからも一緒に、いろいろと挑戦していきたい仲間です。