【みちくさ亭に、まちカレ図書館が導入されます!】
今日は、より地域に開かれた建物に改修したケアラーズカフェ「みちくさ亭」さんのお披露目式でした。
柏市藤心にあるケアラーズカフェ「みちくさ亭」は、介護している人たちの居場所作りやケアラーズサポーター育成に取り組まれてきました。
柏市の空き家対策協議会の会長でもある小林秀樹 千葉大学教授から、空き家活用の事例としても注目すべきものであるとご評価されていました。
その「みちくさ亭」を知ってもらい、地域にとけ込み、地域との連携していけるようにするため、近隣住民の立ち寄りやすい玄関周りを改修されました。
梅本舞子先生と筑波技術大学と千葉大学の学生さん、クリエ工務店のクリエすずき建設さん、そして「みちくさ亭」のお仲間たちや地域の方々や小学生の連携によって完成しました。
のべ100人の人間が関わったとのこと。
この改修を機に、「柏まちカレ図書館」の仕組みも導入してもらうことになりました。
「柏まちカレ図書館」とは、まち全体を図書館と見立て、カフェや専門店など、まちのいたるところにある本棚をネットワーク化していくものです。
整然と並べられた本の中から読みたい本を選ぶという図書館やamazonとは違い、人にすすめられたり、混沌とした本の中から偶然に出会い、自分の世界を広げる喜びを味わえるような図書館を目指しています。
さらに「柏まちカレ図書館」の蔵書は、いわゆる本だけではなく、さまざまな経験や知恵のある人も対象です。
また、相談事を聞いてもらったり、パソコンの分からないことを教えてもらったり、ちょっとしたお手伝いをお願いしたりすることにも広げていきたいと考えています。
「柏まちカレ図書館」を拠点として、助け合える仕組みが広げていきます。
この「みちくさ亭」で、「柏まちカレ図書館」を導入してもらえることは、大きな意義があります。
「みちくさ亭」には、スタッフや利用者など、関わっている人たちが100名以上はいます。
今回の改修でもそうでしたが、「みちくさ亭」には、様々な能力や経験、知識や資源を持った方が集まっています。
それらを、うまくマッチングさせることが、「柏まちカレ図書館」の仕組みを使えば可能となると期待しています。